◆メモリースピード設定術
データやプログラムを展開するメモリーは、基本的に速ければ速いほどマシンのスピードが高まる。
つまり、メモリーチューンは、マシンのパフォーマンスを改善する1つの手段ではあるのだが、実際はこのメモリースピードの設定をいじっても体感できるほど速度が改善するわけではない。
また、定格以上に高速で駆動させるとトラブルが起こる可能性が多いので(大量のファイルやデータベースを扱う際にデータが化けるなど)、「ステディ」な設定を薦めたい。
リスクとリターンを考えると、無理に定格以上にぶん回す必要はないのだ。
メモリースピードを調整するのであれば、「Memory Frequency For」「Memory Clock index value」等の値と、「[項目名] latency」「[項目名] Delay」等の値を調整する。
メモリーアクセスはクロックを高くして、レイテンシ(ディレイ)を低くすると高速化する。ただし、メモリーチューンはOSクラッシュなどの危険性をはらむ。
※オーバークロック時は、基本的にメモリークロックは下げる方向だ。
ちなみにオーバークロック時のメモリーセッティングだが、基本的なマザーボートはFSBにつられる形でメモリースピードが高まる。
たとえば、「Memory Clock」等の設定をBIOS上で400MHzに設定して、FSBを1.25倍に設定すると、メモリースピードは結果「500MHz」で動く(つまり、オーバークロック設定を行った際、BIOS表記は当てにならないものもあるということ)。
よって、オーバークロック時でも安定を求めるのであれば、メモリー本来のスピードに戻す方向でクロックを下げるようにする。
「400MHz」駆動のメモリーにおいて、FSBを1.25倍にした場合には、「333MHz(333MHz×1.25=416MHz)」か「226MHz(226MHz×1.25=333MHz)」あたりに設定するとよい。
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