◆グリモア的MS-DOSコマンドでパーティション操作を行う意味
基本的な環境において、MS-DOSコマンドでパーティション操作を行う意味はまったくない。
むしろトラブルの元になるので、やめたほうがよい。
それでもMS-DOSコマンドでパーティション操作を行う意味を見出すとすれば、以下の2つが考えられる。
・32GB以上のFAT32ファイルシステム領域を作成したい
Windowsの標準パーティションツールである「ディスクの管理」では32GB以上のFAT32ファイルシステム領域を作成できない。一方MS-DOSコマンドによるパーティション操作であれば、32GB以上のFAT32ファイルシステム領域を作成できる。
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・WindowsをMS-DOSからインストールする
光学ドライブのないマシンにおいて、MS-DOSからOSをインストールするテクニックを利用することがある。
その場合、まずFAT32ファイルシステム領域にOSセットアップファイルを置いた上で、MS-DOSを起動してOSインストールを行うが、このFAT32ファイルシステム領域を確保する際にMS-DOSコマンドでパーティション操作を行う。
・特殊なトラブル
WindowsというOSはそもそも「重い」OSのため、クリティカルなダメージを追った場合に起動できない。しかしながらMS-DOSはフロッピーディスクで起動できるため、トラブル時に意外と重宝するときがある。
たとえば、アクティブ領域の切り替えを間違えたときの対処などだ。
なお、MS-DOSコマンドによるパーティション操作のデメリットと制限には、以下のようなものがある。
・MS-DOSから見えるハードディスクにのみ対応
・BigDrive(137GB超)ハードディスクに非対応(サポート外)
・NTFSファイルシステムを作成できない
・100GBを超える領域を作成できない(回避策はある)
・プライマリパーティションを複数作成できない
・領域の伸縮(データファイルがある状態での領域サイズ変更)を行えない
・ハードディスク上の作成位置を指定できない
まとめるとMS-DOSコマンドによるパーティション操作を行うのであれば、上記を踏まえた上で実行することになる。
なお、もし「市販パーティションツール」を保有しているのであれば、MS-DOSコマンドでパーティション操作を行う意味はほとんどないので、「市販パーティションツール」を利用することを薦める。
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