
もちろんマシンというのは、より物理メモリーを多く搭載し、より性能のよいビデオカードを装着し、より大容量の高速HDDを搭載した方がよい。
しかしながら使用用途や周辺事情を考えると、実は「カリカリマシンを作ればOK」というのは昔の話であり、現在のようにCPUにある程度余裕がある状況では、むしろ用途に合わせたパーツチョイスと、「セカンドマシン」とのかねあいを考えたい。
前章でも述べているが、現在のような高速ネットワーク(1000Base-T)が安価に導入できる状況では、1つのマシンにすべての機能を持たせるよりも、むしろ複数のマシンに役割を分散して、用途によってリモートコントロールやファイル共有などの手段をとった方が賢いのだ。
また、結果的に機能を分散することにより、メインマシンそのものに余計なデバイスがぶら下がらなくなる分、安定&静音化するというのも忘れてはいけない。

そこでこの章では、カリカリチューンマシンを作ることより、むしろバランスのとれたマシンを作ることを目指して、各パーツのチョイスを語ろう。
なお、ここで語るパーツチョイスはあくまでも現在手持ちのパーツをうまく利用し、追加投資はできるだけ行わないコンセプトで語る。
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